広島のハンドメイドレザー・革製品
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基本的な製作方法
○型紙作成
アイデア、イメージを図面にして各パーツの型紙を作ります。
この型紙で製品のデザイン、使いやすさ等が全て決まります。
mm単位で細かく設計していきます。
○裁断
型紙を銀ペンという特殊なインクのペンで写し、各パーツを切り出していきます。
○染色
水性染料やアルコール染料を使い分け染めていきます。
ムラにならないようまず薄い色から徐々に濃い色を重ね好みの色を出していきます。
また、染料に漬けたりハケで塗ったりと方法により表情も変わります。
○貼り付け
革と革をボンドで貼り付けローラーで圧着していき、目印として縫い線をつけます。
○穴あけ
目印の線に沿って菱目打ちという道具で穴を開けていきます。
○縫製
市販されている大半の革製品はミシンを使い縫い上げられていますが、
インパルスではミシンに比べ遥かに時間の掛かる手縫いで全て縫製しています。
○コバ磨き
革の端の事を“コバ”といいます。
切った革の端、縫い合わせた革の端を綺麗に仕上げていく事をコバを磨くと言います。
ヤスリでコバを整え専用の薬品を塗り、木やガラスなどで擦り磨いていきます。
コバが綺麗になるまでこの作業をくり返し行います。
こうした工程を経て製品が完成していきます。
これは基本的な方法であり場合によっては、ここでは書いていない作業も必要になります。
また各工程ごとに更に細かい作業がたくさんあります。どの作業工程も全て重要で、無駄なものはありません。
ひとつひとつをきっちり確実に仕上げていくことで良い製品が出来上がります。